負担のない姿勢を作る方法:一本歯下駄を使用する

普段の生活で良い姿勢を保つことは健康を維持に必要です。ダイエットをするのにも、怪我の予防のためにも、良い姿勢を覚えることが大切です。

特に、最初のうちは良い姿勢を構築するのが困難です。多くの人は普段の姿勢で無駄な力みがあるため、なかなか体に負担のない姿勢を覚えることができません。そこで、リラックスした状態を体感し、私生活で負担のない姿勢に少しずつ近づけていく必要があります。

スポーツや武道の経験が少ない人の場合、道具を用いて上体の力を楽に抜くことができます。ここでは、上半身の力を抜く姿勢を作る方法について解説していきます。

「一本歯ゲタ」を使用する

普段の生活では、なかなか上半身の力みがとれた状態を体感することができません。そこで、特にオススメしたいのが「一本歯ゲタ」です。

 

普通のゲタは歯が二枚ですが、これが一枚になっています。これが一枚になると、「立つ」という動作にあらゆる効果をもたらします。

まず、一枚の部分に体重を乗せなければいけなくなります。これがちょうど土ふまず付近に集中します。すると、立っているときに足裏にも負担が少なくなり、とても楽に感じます。

使い方は簡単で、一本場ゲタを吐いたまま、普段の生活をします。大体2~5分程度、立てば効果がわかります。
一本歯ゲタをはいて歯磨きをしてもよいし、皿洗いをしてもよいです。そのままはいて家の中で何もしないで2~5分程度立ちます。

このとき、首を伸ばすことを意識します。一本歯ゲタをはきながら首を伸ばして、肩根を楽に落とすことを意識し、立ちます。そうして、ゲタを脱いで、その場で立ってみましょう。

すると、アキレス腱が伸びる感覚があります。人によっては腰回りが楽になったとか、バランス感覚がよくなったといいます。さらに、この下駄をはいていると首が伸びる感覚がよりよくわかります。つまり、負担のない姿勢を作るために重要な「首の筋肉を縦方向に伸ばす」ことを体で覚えやすいのです。

一本歯下駄が姿勢が改善しやすい理由

では、なぜ一本歯下駄を履くと姿勢が改善されやすいのでしょうか?それは、一本歯下駄を履くと、腰周りの筋肉に負担がかかりにくくなるからです。

普段、私たちはイスに座っているときは、太ももがイスにしっかりと密着します。すると、 骨盤、腰椎(腰の骨)、胸郭などの位置が安定します。もし、そのまま座っていると、自分にとって楽な姿勢を取ろうとします。すると、背骨が曲がり、腰椎に負担がかかった姿勢になりがちです。

特に、座った姿勢では、腰椎にかかる負担が立った姿勢より大きくなります。坐っている最中には腰が痛くなるときがありますが、立っているときに腰が痛むことはありません。これは、座っているときは、胸郭が下方に下がり、骨盤が後ろや前に傾き、腰椎に負担がかかるからです。

しかし、このゲタをはくと腰回りの筋肉に負荷がかからなくなります。理由は不安定な状態となるため、負担が自然と分散されるからです。もし、骨盤を前や後ろに傾くと、グラグラしているので倒れてしまいます。すると、姿勢を安定させようとして、腰回りの他の筋肉が働き、安定化させようとします。

もし、一本歯下駄をはいて、体重を体の一か所にかけているとすぐに倒れてしまいます。そして、体が無意識に安定させようと姿勢保持するため、腰回りに負担が軽減されます。この状態を続けていくと、腰に負担のない姿勢の状態を体で覚えるため、結果として、姿勢改善ができます。

普段地面、床の上に立っているときは、腰回りの筋肉は固くなっているのですが、この一本歯ゲタをはいている最中、腰回りの筋肉を自分で触っているとゆるんでいれば、合格です。人は、骨盤から胸郭にかけて腰方形筋と呼ばれる筋肉があります。この筋肉は、骨盤や胸郭の位置を決める筋肉であり、この筋肉を柔軟にすることで、キレイな姿勢や腰痛改善につなげることができます。

私は一本歯ゲタをはきながら家事をして、寝る前にストレッチポールの上に寝て、上半身のゆったりした状態を毎回体で記憶しながら過ごしています。すると、リラックスした感覚がよくわかるようになります。その姿勢で、武道を稽古し、運動をすることで実力が伸びたり、技術が向上しました。

以上のように、一本歯下駄を使用することで、姿勢を効率的に改善することができます。その理由として、一本歯下駄を履くことで、不安定な状態となり、腰の負担を軽減しようとするからです。腰回りの他の筋肉が働くことで、一部分の筋肉に負荷がかかった姿勢から解放されるために、力みのない、キレイな姿勢に改善できます。

普段の生活で上半身ガリラックスした姿勢を体感し、維持するのは困難です。一本歯下駄を使用することで、上半身の無駄な力みを体感し、普段の生活で感覚をしみこませましょう。

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