施設や便利器具を使うほど、ダイエットに成功できなくなる

 

 

普段、仕事でデスクワークしていて、体を動かさなくなってしまうと、太った体型になってしまいます。そのため、ダイエットを試みる人は多くいます。

 

ダイエットを行うとき、様々な情報を含め、便利な環境がそろっています。例えば、筋トレにとことん打ち込めるスポーツジムがあります。さらに、栄養を取るためのダイエットのサプリがあります。

 

ただ、このような便利な環境にはデメリットがあります。確実にダイエットを成功させたいのであれば、まずは身体の仕組みを理解してください。そして、適切にダイエットを行うようにしましょう。こうした便利な器具はダイエットの成功を阻害する一面もあります。

 

今回は、こうした便利な道具について、身体の仕組みから原理を解説していきます。また、こうした器具を使用するときのデメリット、対策について解説していきます。

 

便利器具によって脂肪を燃焼する仕組み

世の中には、様々なダイエット器具があります。例えば、ダイエット器具の中には、腹部に巻いて、振動によって脂肪を燃焼してくれるベルトがあります。あるいは、ダンベルやエアロバイクなどがあります。

 

こうした道具によって、脂肪が効率よく燃焼されるといいます。では、どうして脂肪が効率よく燃焼されるのでしょうか?以下に詳細を解説します。

 

体温や活動エネルギー上昇により、脂肪が燃焼される

人は走ったり、力を入れたりするときに、「エネルギー」を必要とします。活動するためのエネルギーは体外から摂った食事や体内の糖質、脂肪が使われます。

 

体内における糖質は最もエネルギーとして利用されるのが早いです。多くの人がごはんやチョコレートを食べると、体力が戻ってくるのを実感できるでしょう。そうして、糖質が使われると、その代替として脂肪が利用されます。

 

体内には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があります。身体の大半が白色脂肪細胞であり、エネルギーを脂肪として蓄積されます。さらに、褐色脂肪細胞は熱に変換する役割を持っています。

 

動くとき、体温が上昇したときに脳から二つの脂肪を燃焼してエネルギーに変換するように指令が下ります。その際に、腎臓からノルアドレナリン、アドレナリンが分泌されます。これらのホルモンを脂肪動員ホルモン(アデポキネティックホルモン)とも呼ばれます。この作用により、脂肪を分解する酵素であるリパーゼが活性化します。生体におけるリパーゼの大部分はすい臓で作られます。

 

脂肪は脂質であり、「グリセロール」と「脂肪酸」と呼ばれる二種類の物質が結合したものです。リパーゼによって脂肪が分解されると、脂肪酸がエネルギーとして燃焼されます。

 

ただ、このような反応を考えたときに、脂肪を分解するためには、「ある程度の時間」が必要です。理由は、脂質がグリセロールと脂肪酸に分解されたとしても、燃焼されなければ脂肪酸は減らないからです。つまり、脂肪燃焼を行うには、ある一定の時間が必要となります。

 

便利な器具は本当に脂肪燃焼できるか

そこで、先ほど述べた「腹筋ベルト」はどのようにしてダイエットにつなげていくのでしょうか?腹筋ベルトの場合、腹筋ベルトを巻くことで、振動によって腹部の血流を活性化し、脂肪分解反応が行われます。

 

ただ、腹部を振動させることで、効率的に脂肪燃焼につながるでしょうか?残念ながら、脂肪燃焼効率は良いとはいえず、運動したり筋トレしたりすることは必要となります。

 

その理由として、腹部を振動させたとしても、腎臓、すい臓といった他の部位の活性化につながらないからです。

 

先ほど述べたとおり、体温が上昇したのち、腎臓とすい臓によって必要なホルモンが放出され、脂肪燃焼が促されます。その際に、ランニングやスポーツを行うと、効率よく脂肪燃焼できるのは、体温が温まる上に、全身運動によって内臓が活性化されるからです。つまり、脂肪燃焼に必要なホルモンが効率よく発生します。

 

しかし、先ほど述べた腹筋ベルトは全身運動でないために、振動によって腹部の血流が活性化されたとしても、他に必要なホルモンを分泌されるとは限りません。したがって、運動しないでベルトを巻いただけで脂肪が燃焼されるまでには至りません。

 

あるいは、ダンベルやエアロバイクにしても同様のことがいえます。軽いダンベルを使って筋トレを行なったり、エアロバイクで負荷をかけずにこいだとしても、脂肪燃焼が行われません。理由は負荷が軽いと活動に必要なエネルギーが少なくて済むからです。軽い負荷を続けたとしても、エネルギーとして利用される脂肪が少なすぎる、もしくは、少量しか燃焼されません。

 

そのため、便利器具を用いるときは、必ずその特性を理解して、効率よく活用するようにしてください。
 

便利道具、目標はダイエットのモチベーションを下げてしまう

世の中には、あらゆるダイエットの器具があります。あるいは、肥満度を測定して、目標を設定します。しかし、こうした便利な器具や目標の設定には一つデメリットがあります。

 

それは、便利な道具は、目標は人のやる気を無駄に上げてしまい、かえってダイエットをするための気持ちを阻害してしますからです。

 

人の脳は「頑張るぞ」「やるぞ」と思ったとき、想起力を促すために脳から「アドレナリン」が放出されます。心を決めて、目標を決めたときに、何か興奮する気持ちになるのは、脳内からアドレナリンが出るからです。

 

ただ、この反応は何か物事を続ける上で悪い影響を与えます。それは、アドレナリンが出てしまった瞬間に「達成感」を感じてしまうことです。やる気になって、自分の行っているイメージをすると、テンションが高まります。

 

この興奮状態は「目標設定」したときにも働きます。つまり、「何か月にどのようなことをすれば、自分は何kg体重が減る」といった目標と課題を設定しているうちに気持ちが高ぶってくるのです。

 

このように、興奮状態が続くと、「自分はやり切った」という達成感が出てしまいます。つまり、何もしないで頭の中で想像している間に体を動かしたときと同じ爽快感が出てしまうのです。すると、運動しようという意欲を欠いてしまいます。

 

そして、この興奮状態は周りの環境がそろうことでも発生します。便利な器具や目標は人の気持ちを興奮させるだけで、実際のダイエットの努力にはつながらない危険があります。

 

 便利道具で痩せる原理は活動エネルギー上昇によって脂肪燃焼を促すものである
 
 脂肪燃焼をするためには、腎臓など他の器官の活性も必要である
 
 道具だけで体重を落とすのは難しい
 
 便利道具、計画設定は脳内ホルモン発生により、達成感が出てしまう

 

 

確実に痩せるには、筋肉に刺激を入れる

では、どのようにダイエットを行っていけば良いのでしょうか?それは、このような器具や目標に頼るのではなく、地道に運動や筋トレを行うことです。

 

そのために、ダイエットするときに、興奮状態に入ることは良くない要素があるととらえましょう。その上で、運動するときに興奮状態に陥ったら、「心を落ち着かせよう」と思って、運動の仕方などについて意識を向けるようにしましょう。

 

なお、適切な運動方法については、次のURLにて詳しく解説されています。

 

スポーツジムや便利器具はトレーニング効率を高める反面、ダイエットを行うモチベーションが下げてしまう可能性もあります。そのため、自分が施設や道具を使用する理由をしっかり見極めて、利用していく必要があります。

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