ダイエットにおいてサプリメントを摂取するデメリット

近年、ダイエットブームにより、様々なダイエットの手法が公開されています。パーソナルトレーナーに筋トレ、栄養指導を受けたり、有酸素運動を行なったりなどです。その中で、「サプリメント」があります。

サプリメントは、ダイエット効果のあるものに特化して、栄養素が盛り込まれます。例えば、脂肪を分解・燃焼を促進する成分や排せつを促進する成分などです。こうしたサプリメントを併用することで、肥満体質が改善され、痩せた体型を取り戻すことができます。

しかし、こういったサプリメントにも、人によっては会う合わないがあります。特に、現代人は、サプリメントを効果的に利用するためには、欠点があります。

今回は、その理由について詳しく解説していきます。

サプリメント摂取は、肝臓に大きな負担をかける

サプリメントは、特定の栄養素を加工し、凝縮したものです。そして、サプリメントの素材を生活の中で役立つように変換しているのは「肝臓」です。

肝臓は人体の中で、「タンパク質の合成をする」「コレステロールを生産する」「毒素を解毒する」といった性質を持っています。そして、人体から、サプリメントが入ると、消化・吸収・分解が行われ、肝臓に運ばれます。

肝臓は運ばれたサプリメントの成分から、必要な物質を合成します。このように、体内から取り込まれた成分を体に必要な物質に合成することを「代謝」と言います。

人は、代謝反応を起こすことで、生命維持や栄養バランスの調整、細胞の修復などを行なえています。例えば、人はタンパク質を摂取すると、消化作用によりアミノ酸に分解されます。肝臓はそのアミノ酸を使って、脳、神経、血管など必要な物質を合成しています。つまり、食べたものは肝臓に運ばれ、代謝作用に使われます。

ただ、このような代謝作用において大切な考えは、内臓も疲弊することです。筋肉と同様に、内臓も疲弊してしまうと、前述に述べた代謝反応も行われることはありません。

プロテインを摂取し続けると脳の機能が低下する

次に、プロテインのデメリットについて述べます。近年、栄養学的にプロテインは栄養素、ビタミン、ミネラルが豊富であり、スポーツ選手含め、一般人は積極的に摂取すべきと説明します。

確かに、栄養素をたくさん摂取すれば、必要なタンパク質を作る際に材料には困らないかもしれません。しかし、プロテインには、それ以上に「脳」の機能を低下させる危険が多いにあります。

なぜなら、プロテインには、「人工甘味料」が含まれているものが多いからです。

人口甘味料とは、具体的に「アスパルテーム」「スクラーゼ」などを指します。砂糖の180~220倍甘いと言われており、プロテインに含まれているものがあります。「カロリーゼロ」の飲料水や糖尿病患者の治療食に利用されています。

このアスパルテームの構成成分を見ると、フェニルアラニンとアスパラギン酸がペプチド結合で結びついた構造をしています。これらの物質は胃で消化される際に単体の物質になります。そして、単体で取ると興奮性毒になることが判明しています。

実際に、プロテインを飲むと、多くの人が「元気になった」「体力が上がった」と感じます。これは、プロテインの栄養素によって元気になったわけではなく、人工甘味料の興奮性によるものです。さらに、アスパルテームは歴史上、もっとも論争を呼んでいる問題ありの食品添加物です。

実際の研究で「脳細胞ーニューロンを興奮させすぎて死に至らしめる」ともいわれています。人間の脳細胞はサルの20倍、ねずみの5倍も繊細であるため、その影響力は大きいです。

人工甘味料の具体例として、スクラロース、アセスルファムK、L-フェニルアラニンなどがあります。こうした物質を摂取し続けると、脳の機能が低下し、血糖値を下げるホルモンや血圧を調節するホルモンの放出量が制御できなくなります。すると、内臓全体の炎症や影響を与えます。

こうした事実を理解し、健康な身体に必要なものを吟味するようにして方が良いでしょう。ただ、プロテインを摂取する目的は健康になること、筋肉をつけることであるはずです。もし、脳機能を低下すると、むしろ健康度を下げる方に寄与してしまいます。そのため、あまり摂取しないことを心がけることが大切です。

肝臓に負担をかけない生活習慣を心がける

肝臓が疲弊してしまうと、「肝機能」の低下が起こり、肌の黄痕、肌のかゆみ、だるさなどの症状が現れます。そして、肝臓の疲弊は普段の生活習慣によって起こります。

私たちは、日常生活で様々なストレスが生じます。人間関係、仕事の疲れ、運動の疲れといったものは全て体内にストレスとしてかかります。この際に生じる毒素を解毒するのは「肝臓」です。しかし、現代人は生活習慣が乱れ、日常にかかるストレスが多すぎるため、肝臓が疲弊した状態になります。

しかし、多くの人は自分の体が疲弊した理由を究明せずに、「サプリメント」を摂取することで元気を引き出そうとします。ダイエットでも同様に、食事の栄養バランスを普段の食事ではなく、「サプリメント」で補おうとしています。サプリメントであっても、加工し凝縮した物を大量に服用すると、肝臓の代謝能力は徐々に低下します。

つまり、サプリメントはメインの食事ではなく、あくまでサブであると考えるようにしてください。脂肪燃焼の促進物質を山ほど摂取したとしても、肝臓が疲弊していれば、それを代謝に活かすことはできません。どれだけ高額なサプリメントを摂取したとしても、日常生活で肝臓に負担をかけていれば、それは無意味になってしまいます。

なお、体内にある肝臓は「姿勢」と「肝臓周りの筋肉の指圧」によって、疲労回復の道が開けます。人の肝臓は肋骨の中に包まれています。もしも、胸部にある背骨が曲がっていると肋骨が下に落ちてしまい、肝臓に負担や圧迫をかけてしまいます。

あるいは、肝臓周りの筋肉をゆるめることで、肝臓につながる神経の圧迫がとれ、脳からの指令に対し、脳がこうした内容を実践することで、慢性疲労の解消につながったり、ダイエット、さらにはスポーツ経験者ではスタミナの大幅向上が期待できます。

ダイエットを含め、健康体を構築するためにはまずは「姿勢」、次に「筋肉」を考えます。そうして、中の内臓に負担のない姿勢や生活習慣を身につけるようにします・それによって、サプリメントの効果を最大限に引き出せるようになります。

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