コンビニ、スーパーでグルテンフリーを行う方法

近年、ダイエットを含め注目されている食事法として「グルテンフリー食事法」があります。グルテンフリーとは、小麦製品を抜いた食事法のことで、一般人、スポーツ選手、どのような方もおすすめできる食事法といえます。

近年、輸入中心で取り入れられた小麦には「グルテン」といわれるたんぱく質が含まれています。小麦グルテンは体内に入ると腸内でカンジタ菌が増殖します。そして、カンジタ菌によって、腸壁の粘膜が荒くなってしまい、関節や各内臓に侵入します。これによって、慢性病や関節炎に悩まされます。

一般人であれば、小麦製品を抜いて食事を続けることで、腰痛、肩こり解消、ダイエットが可能となります。さらに、スポーツ選手であれば、小麦グルテンを抜くことで、脳神経細胞の破壊を抑えることができるため、スポーツにおける反応性が上がります。さらに、血圧や心拍数を調整する自律神経の疲弊が少なくなるため、メンタル調整を行うことができます。

ただ、そうはいっても大部分の人は小麦グルテンを抜くことができないでいます。その理由として、「小麦製品は安く、手軽に食べれて、うまいから」です。ただ、グルテンフリー食事法を実践することは簡単であることはご存知でしょうか?一人暮らしの方であれば、コンビニに行けばグルテンフリーの食事法を実践することができます。

グルテンフリーを毎日続けていけば、腸内環境が改善され、関節、脳といった機能が改善されます。身体の不調改善、スポーツパフォーマンス向上につながります。ダイエットしたい方、もうリバウンドしたくない人、スポーツでメンタルを崩したくない人はグルテンフリー食事法を実践しましょう。

ここでは、コンビニ、スーパーでグルテンフリーを実践する具体的手法について解説していきます。

小麦を抜けばなんでも食べていい

グルテンフリーの食事法の最大の利点は「小麦さえ抜けば何でも食べてもよい」ことです。例えば、昔ダイエットの食事法であったカロリー制限ダイエット法では、カロリーの高い食品はすべて食べれませんでした。お肉、ラーメン、チョコレートなど、カロリーの高いものはすべて食べることができなくなります。すると、体内に必要なホルモンを作ることができなくなり、身体に不調を抱えやすくなります。

そして、糖質制限ダイエットの場合、老廃物の除去能力が少ない場合、身体が倦怠感に襲われる可能性があります。糖質制限ダイエットは、たんぱく質が中心として食事をします。しかし、たんぱく質は体内で分解されると、アミノ酸となり、体内の酸性度を高めます。体内の酸性、中性を調節する機能が低下すれば、身体に不調を患います。

しかし、グルテンフリーの場合、小麦製品を抜けば、基本的に何でもありです。例えば、脂肪を多く含んだ食品であっても食べることができます。甘いものであっても、小麦製品が含まれていなければ、食べることも可能です。グルテンフリー食事法は近年注目されていますが、ヨーロッパでは1960年以降から実践される食事法です。そのため、どのような方も実践可能といえます。

むしろ、小麦加工製品ばかり食べている人であれば、脂肪を分解する酵素や吸収するための栄養素が大きく不足している可能性があります。そのため、小麦加工製品を食べている人は、おなかの脂肪だけ異様にたまっていたり、肉のような栄養価の高い食べ物が食べれなかったりします。

このような体質を変えなければ、どのようなダイエット法を試みても、すぐに体調不良になったり、リバウンドしています。もっというと、グルテンフリー食事法はカロリー制限や糖質制限食事法に比べ、実践しやすい食事法といえます。

さらに、コンビニやスーパーに行くと、グルテンフリーの食品は多く含まれています。

コンビニのおでんはグルテンフリー食事法に必須

まず、コンビニに行くと、レジの近くにおでんコーナーがあります。コンビニにおけるグルテンフリーの基本は「おでんを買うこと」です。ここでは、おにぎりやパン、お菓子を買ってしまうと、大量の小麦グルテンが体内に入ってしまいます。そのため、小麦グルテンを抑えるために、お菓子ではなくおでんを食べるようにしてください。

例えば、大根、こんにゃく、がんも、つみれ、ゆでたまごがあります。こうした食事を食べることで、おなかをふくらますことができます。お菓子には大量の化学添加物、人工甘味料、炭水化物といった内臓を疲弊させてしまう食品が数多く含まれています。これらの食品をやめて、おでんに変えることで内臓の負担を取り去りながら効率よく栄養素を取り込むことができます。

ただ、おでんといっても、つくねには小麦製品が含まれています。グルテンフリー食事法を基礎として、最初の2週間は完全にやめるようにします。そのため、最初の二週間はつくねも控えるようにしましょう。2週間が過ぎて、腸内や胃袋の負担が大幅に軽減されていけば、多少小麦グルテンを食べたとしても体調が変わらなくなります。

甘いものを食べるときは、バナナを食べる

次に、ごはんを食べるときは、間食として甘いものを食べる必要があります。この場合、コンビニに行けば小麦グルテンを抜きながら甘いものを食べることができます。その具体例は「バナナ」です。

グルテンフリー食事法を行う上で、もう一つ大切となるのが炭水化物を極力減らすことです。なぜなら、炭水化物を摂取することで、腸内環境が悪くなることがあるからです。例えば、炭水化物を大量に摂取すると、膵臓から分泌されるインスリンホルモンによって、中性脂肪に変換されます。

中性脂肪は時間が立つと腐敗ガスを発生させてしまい、肝臓の疲弊、結果として身体全体の環境の悪影響につながります。あるいは、食物繊維と併用して食べることで、腸内で腐敗ガスを発生させます。そのため、ダイエットを志す場合、慢性病を治す場合は炭水化物を減らすようにしましょう。

こうした事態を解消するための方法として、バナナを食べることが大切です。バナナは糖質の中で、体内に吸収されにくい「糖アルコール」でできています。そのため、食べたとしても、炭水化物による過度な血糖値の上昇を抑えることができます(血糖値の上昇を抑えれば、インスリンホルモンの発生を防げます)。

また、バナナの中にはアミノ酸の一種である「トリプトファン」が含まれます。トリプトファンは体内で反応を起こし、最終的に「メラトニン」に変換されます。この物質は、夜に分泌量が多くなり、自然な眠りを誘うために必要な物質です。

メラトニンのほかの作用

メラトニンは脳の後ろ側にある松果体(しょうかたい)から分泌されます。次に、脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)に運ばれます。視交叉上核では、睡眠や行動の周期を与える「体内時計」が司どる部位であり、規則正しい生活習慣を維持するために必要です。

さらに、メラトニンは眠りを誘う作用の他に、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促すこともされます。グルテンフリーのために、バナナを食べることは重要です。そして、睡眠や体内の新陳代謝の促進にも役立ちます。

甘いものは「Meiji おいしいOff 砂糖ゼロ」を食べよう

ただ、中にはバナナを食べたとしても、「それでもチョコレートを食べたい」と考える人がいます。そこで、チョコレートの中で、過度に血糖値が上昇しない食べ物があります。それは、「Meiji おいしいOff 砂糖ゼロ」のチョコレ―トです。

このチョコレートはバナナやリンゴの甘い成分と同じ成分(マルチトール)でできています。バナナやリンゴの甘い成分は過度に血糖値が上昇しない低GI食品に該当します。次に、ごはんやチョコレート、パンに含まれる砂糖は急激な血糖値の上昇を起こす高GI食品です。

もし、上記に挙げたチョコレートは、コンビニやスーパーで売られている数あるチョコレート製品の中で、最も血糖値の上昇の少ない食品といえます。

私も仕事柄、チョコレートが食べたくなります。以前までは、チョコレートを食べていませんでしたが、このチョコレートは食べても調子が悪くなったり、頭に違和感が出ることがありません。そのため、ダイエットを行っている人はおススメの食品といえます。「甘いものがどうしてもやめられない……」という方は今食べているチョコレートをやめて、代替品として使うのをおススメします。

カカオに含んだ欠点

ただ、チョコレ―トには、主成分となる「カカオマス」が体内のヒスタミン濃度を高めてしまう欠点があります。ヒスタミンとは、情報を伝達する物質であり、皮膚、脳、内臓に存在します。

ヒスタミンは体内のマスト細胞の中に存在しており、外界の圧力変化や反応によって、分泌されます。これによって、脳や内臓にホルモンや体液を送る合図を送ります。しかし、ヒスタミンが過剰に分泌されてしまうと、体液が一部に多く集まりすぎてしまい、身体に影響を与えてしまいます。

わかりやすい例が仕事で大事な場面に直面したときです。仕事中や人間関係で緊張する場面になったとき、行動するために多くの栄養素が必要となります。多くの栄養素を送り、ホルモンを生産するためにヒスタミンが過剰に分泌されます。しかし、ヒスタミンが過剰に分泌され、調整が効かなくなると、心拍数や血圧を調整する自律神経に負荷がかかります。

これによって、過度な疲労や緊張体質を生みます。これらの一連の流れは仕事や試合で緊張しやすい人の特徴といえます。いざという場面で緊張しやすい方は、外界の変化に対して、ヒスタミンの分泌量が多くなっています。そこで、カカオマスを大量にとると、量がさらに増えてしまうため、より調節が効かなくなります。

つまり、ダイエットにより以前より良い状態にはマルチトール入りのチョコレートは役に立ちます。しかし、試合や仕事での緊張や強い疲労をとりたい場合は、カカオマスの摂取によって増えたヒスタミンの量を減らすようにしましょう。

人工甘味料は気を付けよう

なお、糖質ゼロのチョコレートは他にもあり、「糖質ゼロ」と記されているチョコレートであれば、砂糖の量は大きく抑えられます。ただ、このときに注意していただきたいことが「人工甘味料」の有無を確認することです。糖質ゼロのチョコレートを見たら、成分表を見て「スクラロース、アスパルテーム」といった成分がないか確認するようにしてください。

人工甘味料は食べたら味がうまいというメリットを持つ反面、脳の神経細胞を破壊するデメリットがあります。脳の中枢神経が麻痺し、場合によっては余計に甘いものがやめられなくなる危険があります。ダイエット、慢性痛ゼロの健康体の実現には、「甘いものをほぼとらない食生活」を送るのが理想です。そのため、将来的には人工甘味料も抑えて、健康的な食品を適切に選択できる脳の状態を作っておくことも大切です。

まとめ

以上の内容をまとめます。

・グルテンフリーの基本は小麦グルテンをやめれば基本的に何を食べてもよい
・コンビニのおでんコーナーはグルテンフリー食事法を実践するに最適です
・甘いものを食べるときは「バナナ」、糖質のすくない食品を選択しましょう。特におすすめは「Meiji おいしいOff 砂糖ゼロ」です
・チョコレートのデメリットとしては体内のヒスタミン濃度が上昇すること、人工甘味料が含まれていることが挙げられます。

これらの内容を理解し、明日から小麦グルテンを減らした食事法を減らしてください。上記した食事を毎日実践することで、小麦グルテンの摂取量を大幅に抑えられます。それによって、内臓の負担が大幅に軽減され、ダイエット、関節痛、慢性痛の解消につながります。

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