食欲、脂肪生成を根本から抑える姿勢改善法

 

 

ダイエットを行う際には、運動でカロリー消費を促すことが大切です。運動や食事を見直すことで、脂肪燃焼が促進し、脂肪生成を抑えることができます。これによって、無駄な贅肉がなくなっていき、ダイエット効果をもたらすことができます。

 

ただ、そうは思っても、なかなかダイエットはうまくいかないものです。仕事で疲れてしまうとどうしても体を動かすのが億劫になり、家でゴロゴロしてしまいます。そうして、目の前に菓子や甘いものがあると、どうしても手が伸びてしまい、食べてしまいます。

 

このように、痩せたいと思っているのにどうしても食欲に負けてしまうことはよくあります。そこで、姿勢の観点から、少し姿勢を変えることで食欲や脂肪生成が抑えられるのをご存知でしょうか?こうした内容を実践し、続けることで、結果的に脂肪の生成を抑えることができます。

 

今回、やせたい願望を叶え、ダイエットに成功するために意識したい姿勢の整え方を解説していきます。

 

普段の姿勢は肩を下げて、母指球に体重を乗せる

ダイエットを志す人全員が心がけたい内容が「姿勢」を整えることです。人は姿勢を変えるだけで、呼吸量や身体機能などの基礎体力が変わってきます。普段の立ち姿勢や座り姿勢を変えることで、脂肪の突きやすい状態を改善することができます。

 

具体的には、立っているときに自然と母指球に体重が乗る姿勢を構築しましょう。さらに、肩には力を入れず、かつ力が抜けた姿勢を構築します。この姿勢の構築法を理解し、実践するだけで脂肪のつきやすい体質から解放できます。

 

その具体的な方法について解説します。

 

・アゴを引いて、首の後ろの筋肉を上方に伸ばす
・お尻締めて、太ももを外に開くようにする(両足の角度を60度に開くと締めやすい)
・お腹をへこませる
・両肩は下に下げるようにする

 

このような姿勢を構築することで、姿勢は真っ直ぐに正されます。かつ、母指球に自然と体重の乗る姿勢が完成します。このように、普段の姿勢で食欲や脂肪生成を抑えたいのであれば、上記の4つの動作を行うようにしてください。

 

では、なぜこの姿勢はダイエットに効くのでしょうか?この理由について解説していきます。

 

右肩が上がると食欲に負けやすい

普段の取っている姿勢が悪いと食欲に負けやすくなってしまいます。その原因は「右肩」から来ています。右肩が上がっていると、胃の消化活動に悪い影響を与えます。

 

胃袋は、その表層にある神経から、活動するための栄養分やエネルギーをいただきます。しかし、その周りの筋肉が張ったり硬くなることで、神経が圧迫され、栄養分が行かなくなります。すると、脳は胃袋に対して「もっと消化しなさい」と命令が起こります。
 
すると、過剰に栄養分やエネルギーが流れるようになります。これによって、胃袋が必要以上に活動するようになり、食欲が増進されてしまいます。
 
右肩が上がってしまう理由は、普段の生活の首の位置にあります。頭部が前方に突き出てしまった場合、首の筋肉が固くなってしまい、肩や背中の筋肉にも影響が出てきます。

 

その中で首から肩にかけてついている僧帽筋(そうぼうきん)が固くなることで、両肩が詰まってしまいます。とくに、ダイエットでうまくいかない人の場合、右肩がつまり、上に上がっていることが多いです。

 

対策としては、両肩の凝りをほぐすために、あごを引いて頭部を後ろに引きましょう。これを行った後に、両肩を落とすようにします。これによって、僧帽筋にかかる負荷を軽減することができます。
 

足裏の重心が小指にくると太り体質になりやすい

また、立ったときの足裏の重心によって、体型が太りやすくなってしまう可能性があります。そこで、普段通りに立てているときに、あなたはどこに体重が乗っていますか?

 

このときに小指側に体重が乗っていると、太りやすい体型になります。その理由は、足裏に乗っている重心によって、胴体部の力の入れやすさが変わるからです。

 

まず。重心の乗り方にはつま先側とかかと側があります。このときに、踵側に力がかかっていると、両肩が詰まりやすくなります。踵に重心が乗っていると、腕を動かす動作がしずらくなるからです。足裏の重心位置をそれぞれ変えて腕を動かしてみると、その意味がよくわかります。

 

次に母指球側と小指側に分かれます。このときに、小指側に重心が乗っていると太り体質になりやすいです。この理由は小指に体重が乗っていると腰に力を入れにくいからです。

 

小指側に体重が乗ると、腰の力が抜けるため、その周辺の筋肉もうまく働かせることができなくなります。すると、食べたものを消化し、排泄する能力が弱くなってしまうため、便秘になってしまいます。すると、太った体型になりやすいです。さらに、顔のむくみがでてきてしまい、美容にも悪影響を及ぼします。

 

これらの欠点を補う方法は、内ももの筋肉(内転筋)を鍛えることです。内転筋の鍛え方は、左右の太ももの内側同士で押し合うことで鍛えられます。坐っているときに、両脚同士をお互いに押し相撲を行うことで、内モモが鍛えられます。

 

これによって、膝の向きが少し内側によりやすくなり、親指側に重心がかけやすくなります。これに加えて首を伸ばして肩を落としましょう。胸と鼻の位置を横から見て一直線にそろえるようにすると、上半身の胸周りの力みがとれます。

 

この状態で体全体を少し前傾させると、親指側にしっかり体重をかけることができます。普段からこの姿勢を意識してとるようにしましょう。自分をよく客観視できるようになり、ダイエットに励むことができます。

 

やせたいのに食欲に負けてしまう理由は「右肩の上がり」「小指側に体重が乗っている」ことが原因として挙げられます。そして、上半身をリラックスさせた姿勢を取り、体全体をやや前傾させることで、食欲をコントロールする姿勢をとることができます。

 

力が入れにくい箇所から脂肪がついてくる

さらに、ヒップが下がるときや、バストが下がるときも同様です。お尻周りの筋力が抜けた姿勢を取っているとどんどんお尻に脂肪がついていきます。そして、ヒップが下がると次にバストも下がりやすくなっていきます。

 

人の体はつながっており、どこかの部位が悪くなると、別の部位も連動して悪くなることがあります。例えば、腰に力を入れにくい姿勢を取っていると、どんどん腰周りにぜい肉がついてしまいます。これにより、余計に腰に力を入れにくくなってしまいます。すると、お尻にも胸周りにも力をかけにくい姿勢になっていき元に戻りにくくなってしまいます。

 

スポーツ科学では、このような現象を「代償動作」と呼びます。適切な運動に必要な筋肉を活用できなかった場合、体は別の筋肉を使ってその動きを補おうとします。代償動作によって、適切な体の動きができなくなります。さらに、手先足先の筋肉を使って無理やり動作をしようとします。すると、余計に運動に無駄が出てしまい、怪我をします。

 

普段の姿勢や動きでも、これと同様のことが言えます。日常生活の立っている姿勢で適切な筋肉が使えなければ、永遠にその筋肉が使われることはありません。すると、体の反応が悪い方向に進んでしまいます。この状態は、元に戻すことができません。

 

これらの良くない反応を起こさせないようにするためには、普段の姿勢で、腰やお尻といった胴体部の筋肉を働かせることが大切です。
 

簡単にできる姿勢改善法

すでにぜい肉がついていて姿勢が悪い人に、「姿勢を良くしましょう」と言っても、いきなり行うことは難しいです。そのため、最初は道具を使って、自分の姿勢に理想の姿勢を覚えこませるようにします。そして、だんだん自分でもその姿勢を意識的にとれるようにしていきましょう。

 

簡単にできる姿勢矯正法として、「腹圧をかける」ことがあげられます。腹圧をかけると、上半身を腰の中央部に乗せやすくなり、自然と良い姿勢を覚えることができます。このときに便利な道具として「帯」があります。

 

武道を行っている人であれば、道着の帯で構いません。また、着物を持っている人の場合は着物の帯、またはランニングの世界では「ランニングベルト」と呼ばれるものもあります。普段の生活で帯を巻いて暮らしていると、姿勢は自然とキレイになっていきます。そのため、積極的に帯を使うようにしましょう。

 

良い姿勢を保っているときは、自然と腰、お尻といった胴体部の筋肉を使っています。これによってエネルギーの消費量が増え、体を引き締めることができます。

 

以上の内容を理解することで、普段の姿勢が改善できます。具体的には@首の後ろを伸ばす、Aお尻を締める、Bお腹をへこませる、C両肩を落とすの4つを行います。姿勢が改善されることで、無駄な脂肪の生産や食欲を抑えることができます。

 

この理由は人は右肩が上がることで、胃袋の活動に影響が出たり、姿勢が変わることで腰回りに力が入れにくくなるからです。@〜Cまでの姿勢改善法を実践することで、食欲や脂肪生成の問題を解消できます。

 

体幹部をしっかり普段の姿勢で使えるようにすることで、動きも変わり、スリムな体型を手に入れやすくなります。全身の筋肉をしっかり使って、脂肪がつきにくい体を身につけましょう。

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