グルテンフリーにより、自分の取るべき食品がわかる

食事法を変えることで、身体の健康は確実に取り戻すことができます。近年では、食事法を変えたことで、世界ランクで一位になったテニスプレーヤーもいるほどです。そのため、食事法を変えることは重要です。

そこで、私がオススメするものは小麦グルテンをやめることです。小麦グルテンを含む食品や加工食品の摂取をやめるのです。これによって、身体の内臓器官の負担を大幅に減らし、怪我や体の不調を治すのです。小麦製品の多いアメリカでは、すでに有名な食事法として知られています。

ただ、小麦グルテンをやめること(グルテンフリー)は内臓の負担を減らすことだけではありません。実は、グルテンフリーには、あなたの身体の健康度を向上させる特徴があります。ぜひ、グルテンフリーの食事法を実践して、さらに健康な身体を身につけるための感覚を体感するようにしましょう。

本当に摂取するべき食品がわかるようになる

グルテンフリー食事法を実践する際は、2週間小麦加工製品をやめるようにします。決して、少しでも摂取してはいけません。うどんやそばを食べるのを止め、スーパーのお菓子を食べるのもやめます。スーパーで食品を買うようでしたら、かならず成分表示を見るようにしましょう。すると、多くの食品に小麦が入っているのがわかります。

そうした食品を避けると、早い人では2、3日で身体の変化がわかるようになります。「体が軽くなった」「朝の目覚めが良い」「疲れにくくなった」など、小麦製品を抜くと、体が健康になっていくのがわかります。この食事を2週間続けます。

そして、2週間続けたのち、行いたいことがあります。それが、もう一度「小麦製品」を食べることです。2週間グルテンフリーの食事法を続けたとします。もしも、小麦製品を食べると、気分が悪くなったり、胸やけしたりなど、身体に変化が起こります。もし、このような身体の変化があれば、この反応を覚えるようにしてください。

人は、小麦加工製品に害があるとわかっていても、実際にやめることは困難です。なぜなら、小麦を摂取し続けると、体に不調が出ていること自体に気づかないからです。仕事で疲れやすくなったり、集中力が切れたりするのは、年齢や体力のせいと考え、グルテンが原因とは気づきにくいのです。

もし、小麦グルテンを2週間やめた後に再び摂取すると、身体に悪い変化が起こっているのを感じやすくなります。すると、あなたが摂取するべき製品は「小麦」ではないことを強く認識できます。一日だけ、かつほんの少量を食べるのであれば、身体の問題は出ません。ただ、多めに摂取すると、身体に何かしら不調を感じられるはずです。

このように、小麦によって、身体が弱ってしまう症状を「グルテン不耐症」といいます。医学の世界では、「セリアック病」と呼ばれる、小麦アレルギーの病気がありました。しかし、近年では、小麦製品が多くなったため、小麦によって、身体の不調を患う人が多くなってきています。

グルテンフリーの食事法を実践された大学の教授J、ウィリアムズ博士によると、小麦アレルギーを持つ人にある実験を行うそうです。それは、小麦アレルギーの方に左手をお腹に当てて、右腕を伸ばしてもらいます。その後に、伸ばした右腕を上から下に押してもらい、押される側の人は耐えてもらいます。

もし、左手に何も持っていなければ、押されても右腕を楽に押し返すことができます。次に、パンを左手に持ってお腹に当ててもらいます。そして、右腕を押そうとすると、力を入れることができなくなり、腕を簡単に押し下げられてしまうのです。これは、自分の体が小麦に対して、拒否反応を示している証拠です。

このように、小麦グルテンを完全にやめた後は、あえて小麦製品を食べてみてください。ダイエットにおける食事法では、前に好んで食べていたものをたとえやめたとしても、また食べたくなってしまうことがあります。しかし、グルテンフリーの場合、一度やめると、食べたくなくなってしまうのです。すると、小麦加工製品をどんどん摂取しなくなります。

グルテンフリーにより、「小麦」「糖質」がアレルギーであることを体感

実際に、私はグルテンフリー食事法を試したことで、あらゆる効用がありました。朝の目覚めは良くなり、仕事量や集中力は各段に向上しています。さらに、行っているスポーツや武道でスタミナが劇的に向上しております。そうして、小麦をやめ続けたある日、小麦製品を食べることにしました。

このときは、友人の家に遊びにいく機会があり、夕食を食べることにしました。その際に作ったのが「カレー」です。スーパーで売られているカレーのルーは小麦グルテンが加工食品として使われています。さらに、カレーでは、ごはんをも食べるため、炭水化物も多く摂取します。

さらに、この日は「チョコレートケーキ」も作っていただきました。チョコレートケーキはスポンジに小麦を、チョコレートで「糖質」がたっぷりと含まれています。今まで、グルテンフリーを続けて初めて、小麦と糖質がたっぷり入ったご飯を食べることになりました。

その結果、次の日はさんざんでした。これまで朝の目覚めが良かったのにも関わらず、朝の目覚めで体がだるく、仕事にも身が入りません。のども痛くなり、風邪をひいたのではと勘違いしたほどでした。さらに、糖質を食べたからなのか、夜は全く寝ることができず、睡眠不足にも陥っていました。

今までは、小麦グルテンをやめたことで、仕事もスポーツも全て順調でした。それが小麦グルテンの食品を大量に摂取した瞬間にボロボロになってしまいました。このときは、「食事を変えただけでここまで人は変わるものなのか?」と感じたくらいです。それ以来、糖質と小麦を全く摂取しないようにしました。

当然ですが、好んでいたビールも飲まなくなり、日本酒にしています。スーパーで買い物をするときは、小麦が入っているいるかしつこく聞くようになりました。しかし、このように自分の体を守る意識を強く持つようになってからこそ、健康状態を維持できているともいえます。

グルテンフリーを実践すれば、身体の不調を含め、ダイエット、動作改善などあらゆるものに応用できます。まずは、2週間小麦製品をやめるようにしましょう。そうしてやめるようになったら、再び小麦製品を摂取すると何かしらの体の不調が生じるはずです。これによって、本当に自分の体に取り込むべき食品がわかるようになります。

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