肩凝りの体操で絶対にやってはいけないこと

 

デスクワークで仕事をしている人であれば、肩凝りに悩まされる人が多いです。肩凝りの解消のためには、肩周りの体操を行うことが大切です。肩凝りの人は肩周辺の筋肉の血流が低下しており、老廃物の除去や栄養物の運搬が行われません。こういった状態を解消するために、肩回りの筋肉をほぐす努力をする必要があります。

 

世の中には、数多くの肩凝り解消に役立つストレッチが紹介されています。そのストレッチの中で、腕や肩回りの筋肉を動かす体が紹介されています。

 

具体的には、腕の裏側の筋肉を伸ばすストレッチや左右の手をそれぞれの肩につけて、グルグル回したりするストレッチです。ただ、このようなストレッチを行ったとしても、本質的に肩の症状を改善されないので、やめるようにしましょう。

 

それでは、なぜ腕や肩周りの体操を行っても、肩凝りは解消されないのでしょうか?ここでは、その理由について解説していきます。

 

腕や肩をストレッチしてもまた疲れがたまってしまう

腕や肩のストレッチを行うと、一時的には肩の凝りは解消されます。ただ、このようなストレッチを行ったとしても、肩こりはなかなか解消されず、ひどい場合は余計にだるさが増してしまう可能性があります。

 

この理由として、肩凝りの原因は肩以外の箇所から来ているからです。

 

例えば、肩以外の部位である首の後ろの筋肉が凝り固まってしまうと、頭部が前方に出てしまいます。人の頭部は重さが約5kg程度あると言われており、頭部が前方に出ると、肩周りの筋肉に負担がかかります。この場合であれば、肩周りのストレッチではなく、首の筋肉の凝りをとらないといけません。

 

あるいは、肩凝りの他の要因として、立った姿勢での位置があります。もし、足裏にかかる重心がかかと周辺に乗っている場合、骨盤が後ろに傾きやすくなります。すると、腹部の筋肉が硬くなってしまい、猫背姿勢が癖づいてしまいます。この場合、肩周辺を体操するのではなく、腹部と背中の筋肉を柔軟にする必要があります。

 

その他に、背中自体の筋肉の柔軟性が低下すると、肩凝りになりやすくなります。通常、人は腕を上げたり動かすときは、骨盤から腕にかけてつながる広背筋が働きます。もし、この筋肉が凝り固まってしまうと、肩回りの筋肉を使って腕を動かさなければいけません。この動きが癖づいて肩凝りに生じてしまった場合、広背筋の柔軟性を高めなければいけません。

 

つまり、肩凝りを解消するためには、ストレッチで筋肉をほぐすことではなく、肩凝りになった原因を明らかにすることが大切です。そして、この原因は全て「肩以外」から来ています。そのため、あなたが肩凝りになった場合、それは結果として痛くなっているのであって、他の筋肉を柔らかくすることが大切であると思考を転換してください。

 

実際に、当サイトのセミナーでは、肩のだるい症状に悩まされている方の体を触らせてもらうことがあります。そうした方の特徴として、肩以外の部位が異様に固くなっていることが挙げられます。そして、そうして固くなった部位に注目して、その部位をゆるめてあげると高い確率で肩が軽くなってくれるのです。

 

ある肩こりに悩まされている人の体を触ってみたところ、耳をさわってみたら耳周りの筋肉が異常に固くなっていました。そうした方が耳をゆるめてあげると、肩が軽くなり、腰周りが動かしやすくなります。別の肩こり患者の体を触ってみると、鎖骨周りの筋肉が固くなっていました。そのような方は、鎖骨周りの筋肉をゆるめてあげると、肩のだるさが解消されます。

 

このような体験をしてから、「肩凝りを解消するためには、肩とは別の筋肉に注目しなければいけない」と体感させられるのです。肩がだるいので、肩の筋肉をストレッチすれば、気持ちいいのはわかります。しかし、あなたが本質的に肩を解消したいのであれば、それ以外の部位に目を向け、筋肉が固くなっている部分がないかを確かめるようにしてください。

 

肩こりの人が凝りやすい肩以外の筋肉

肩凝りの生じる原因として、それ以外の筋肉に生じる事例はいくつか挙げました。ここでは、肩凝りの人が特に凝りやすい部位を紹介します。それは、背中の筋肉です。

 

背中の筋肉は、背骨を挟んで二つの「脊柱起立筋」が生えています。この筋肉は上半身の筋肉を立てる際に働く筋肉です。肩こりを患っている人は、この筋肉が凝り固まっていることが多いため、凝りをほぐすようにしましょう。

 

背中の筋肉をほぐすために役立つ体操として、「猫のポーズ」があります。猫のポーズとは、四つん這いの姿勢を取って、呼吸に合わせて背中を動かす体操です。四つん這いの姿勢を取り、息を吐きながら背中を丸めてみましょう。次に、息を吸いながら、背中を反らすようにします。

 

 

 

このように、背中を反る・屈む動作を繰り返して行います。吐く息、吸う息をなるべく長くして、5往復程度行うようにしましょう。すると、凝り固まっていた背中の筋肉がほぐれてきて、腕を動かすときや座るときに肩の負担がすくなくなります。これによって、肩周りの筋肉の負担が軽減されていきます。

 

腕や肩周りのストレッチや体操を行っても、肩凝りは解消されません。肩凝りを本質的に解消したいのであれば、肩以外の部位に目を向けて、体操するようにしましょう。背中など、別の部位の筋肉をほぐすことで、日常生活で肩にかかる負担を軽減することができます。

 

//

無料メールマガジン:健康理論

セミナー開催:健康理論


サイトマップ
HOME