肩凝りにおける「四十肩」「五十肩」を解消するために必要な筋肉

 

肩凝りの症状に悩まされると、日常生活にあらゆる支障をきたします。例えば、冷え性を患ったり、頭痛に悩まされたりします。そのため、健康な身体に必要なことを学び、日々実践していくことが大切です。

 

その中で、年齢を重ねると「四十肩」「五十肩」の症状を抱える人がいます。四十肩は、腕を回したり動かしたりすると痛みを患い、ひどい場合には腕を動かせないほど激痛になります。年齢を重ねていくと、発症の確率が高くなるため、適切な改善法を学ぶ必要があります。

 

あるいは、社会人の人であれば、今後肩に過度な負担をかけないようにするためには、体の仕組みに基づいて、腕の動かし方や鍛えるべき筋肉を学ぶ必要があります。こうした内容を理解することで、肩にかかる不調を改善することができます。

 

そこで、今回は四十肩、五十肩の痛みの解消法について解説していきます。

 

四十肩を直すためには、腕の動かし方を変える

四十肩になると、肩関節が痛く、腕を回したり後ろに引きつけることができます。四十肩には急性期、慢性期と分けられており、激しい痛みを伴うときが急性期、痛みが収まるが腕が上がらなくなってしまうのが慢性期とされています。

 

激しい痛みを伴う場合は、安静に寝たり幹部を冷やすことが大切です。急性期に起こる痛みは数日あれば、症状が緩和されていきます。そうして、慢性期に入り、腕を無理に動かそうとすると、痛みが伴う危険があります。

 

ここで、重要なのが、日常生活における腕の使い方を変えることです。今までは、腕や肩の筋肉を使って動かしても、生活に何も支障はありませんでした。しかし、四十肩や五十肩の場合、これらの筋肉を使って腕を動かすと痛みを発するようになります。

 

そこで、腕を使うときに働かせる筋肉を変えることが大切です。重要なキーワードは脇下の筋肉です。人は腕を動かすときに、脇の下の筋肉を活用されます。腕を動かすときに、肩や腕の筋肉を使うのではなく、脇下の筋肉を使うようにしましょう。

 

試しに簡単な実験を行います。まず、立った姿勢で腕を真上に上げる運動を行います。まず、普通に腕を頭上に上げてみてください。このとき、普通に上げた場合は、拳が自分の頭より上方に上がってくると肩回りに力みが出てくることがわかります。

 

次に、腕を上げるときの意識を変えます。腕を上げるときに、何か軽い物をすくい上げるように腕を動かします。このとき、掌が少しだけ、自分の体の方に向けるようにするとうまくいきます。すると、脇下の筋肉が働き、腕が楽に動かせるのがわかります。

 

 

 

すくい上げるように腕を動かすと、肩甲骨の下部の筋肉が働くようになり、肩や腕にかかる負担を大幅に軽減することができます。腕を前に動かすときも、ただ前に動かすのではなく、物を持つときも同様にただ物をつかまないようにしましょう。

 

腕を前に動かすときは、すくいあげるように腕を動かすイメージを持って前に出します。物を持つときは、物をつかむのではなく、腕をすくい上げるように動かしてその上に物が乗るようにします。これによって、肩にかかる負担が軽減されて、四十肩における腕の痛みを防ぎます。

 

武道の世界で知られる脇下の使い方

武道の世界では、腕を動かすとき、肩や腕に力をかけずに肩甲骨をうまく活用するように意識します。これによって、60、70歳と年齢を重ねても、若い方に見劣りせずに動くことができます。これらは、体力や持っている才能ではなく、身体に負担のかからない使い方を実践しているからといえます。

 

剣道や柔道、弓道と様々な武道がありますが、その中で共通しているのが「脇下の筋肉が張っている」ということで、脇下から腕の裏側にかけての筋肉をうまく活用することで、肩や腕といった筋肉ではなく、より体幹部に近い筋肉を活用して動作を行うことができます。それによって、身体に負担が少ない体の使い方を実現することができます。

 

当サイトで主催しているセミナーでは、年齢を重ねて腕を動かすことがしんどくなったと嘆く方が来られるときもあります。そうした方には、脇下をうまく活用する腕の動かし方を伝え、肩や腕にかかる負担を軽減させるように伝えます。

 

すると、より肩が動かせるようになったと感想をいただき、趣味で行っているトライアスロンでさらなるパフォーマンス向上を遂げることができています。たとえ年齢を重ねても、今までの筋肉の使い方を変えれば、肩の症状は改善できます。

 

高年齢になってきたら、ただ健康のために運動を行うのではなく、体の仕組みや使い方を学ぶ必要があります。日常における腕の動かし方から、歩き方まで体の使い方を変えて、肩に負担がかからないように意識することは大切です。

 

四十肩解消に必要な脇腹の筋肉

さらに、四十肩、五十肩を患っている人の場合、腕をより動かしやすくするために、一つ体操法を持っておくと良いです。具体的には、脇腹の筋肉を伸ばす体操法です。

 

ヨガのポーズの中で、「釣り針のポーズ」と呼ばれるポーズがあります。このポーズは脇腹の筋肉を伸ばし、柔軟性を高めることができます。現在、腕が動かしずらい人はこのポーズを約20〜30秒間、呼吸を入れながら、左右ともに行うようにしましょう。

 

 

 

四十肩、五十肩になってしまったら、脇腹の筋肉を積極的に活用できるようにならないといけません。しかし、多くの方は、日常生活で脇腹の筋肉を使うことがないために、硬くなってしまっています。普段の生活で肩や腕に負担をかけないように、脇下の筋肉を積極的に使うようにしましょう。

 

四十肩、五十肩の原因として、腕を使うときに肩や腕の筋肉を使いすぎることが挙げられます。そのため、脇下の筋肉を体の動かし方を変えたり、体操を行なったりして積極的に活用するようにしましょう。こうした積み重ねによって、年齢を重ねても肩に負担がない健康な体の構築につながっていきます。

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