足の向きに左右差が生じると、膝、腰を痛める

現代人にとって「腰痛」は万病のひとつであるといわれています。そのため、腰痛の起こる原因を理解することは大切です。

その中で普段立っているときの「足の向き」が重要です。実は、足先の向きは、姿勢全体に影響を与えます。足の向き方に左右差が生じていると、結果として腰痛や膝痛につながる恐れがあります。

今回は、足の向きが与える「腰の痛み」の原因と対策法を解説していきます。

 足の向きは左右差がないのが理想である
普段、背骨や股関節など、体のどこにも歪みがない場合は、足の向き方に左右差が生じません。しかし、普段の生活で歪んだ姿勢を取っていると、背骨や股関節にねじれが生じます。そのため、立ったときの理想の足の向きを理解しておくことは大切です。

理想として、足の向きは「左右差がなくて60度に踏み開いている」のが理想です。そして、現代人はこの足の角度が60度より狭くなっていることが多いです。

例えば、下の写真を見ると、寝ているときの両足の向きが異なります。つまり、足の向きに左右差が生じているといえます。

太ももが内向きに向いているから」と考えられます。太ももが内側に向くことで、方側の足が開きにくくなります。

背骨にねじれが生じると、腰部に位置する神経が圧迫されます。具体的には倒れている側の「腰椎2,3番目」の神経が圧迫されます。これにより、片側の腰、膝に痛みが生じます。

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