薬や注射で痛みを軽減すると、余計に痛みが増す理由

年齢を重ねたり、運動不足に陥ると、身体の不調を抱えやすくなります。特に、現代社会では腰痛、肩こり、慢性疲労、睡眠不足など、あらゆる人が病や痛みに悩まされています。

 

例えば、スポーツ選手であれば、膝や肘といった関節に悩まされています。そして、痛みの対処方法として、薬による治療方法があります。スポーツの世界で、痛み止めの薬があるように、薬によって身体の痛みを軽減させることはできます。

 

ただ、あなたが身体の痛みを根本的に直したい場合、薬による対処方法のデメリットについて理解しておきましょう。理由は簡単であり、薬を処方することで、よけいに痛みが改善できない場合があるからです。

 

あなたが本質的に健康改善をはかりたい場合、薬による処方のデメリットについて解説していきます。

 

薬と注射によって、原因がわからなくなる

治らない痛みをおさえる薬物療法の例として、「抗炎症薬」が挙げられます。具体的な物質名として「ヒアルロン酸」があげられます

 

ヒアルロン酸は体内で、関節の運動をスムーズにする働きがあります。そのため、関節の痛みの薬物療法として、使用されます。

 

ただ、薬物療法にはデメリットがあります。それは症状が一時的にしか緩和されないことです。つまり、痛みが本当にとれているわけではなく、また症状が現れる可能性があります。これは、どのような痛みに関しても同様です。

 

ここでは、膝の痛くなる病気である変形膝関節症を例にとります。変形性膝関節症とは、関節内にある軟骨がすり減ることで、関節に炎症や変形が生じます。それによって、痛みが起こる病気です。そして、この原因は、軟骨のすり減りによって、関節の運動がスムーズに行われていないことだと考えられています。

 

そして、膝関節の痛みを緩和するサプリとしてヒアルロン酸や「グルコサミン」などがあります。これは、関節の動きを滑らかにするサポートをします。実際に、膝関節がいたむ場合、ヒアルロン酸やグルコサミンといったような成分を、注射やサプリメントとして摂取することが推奨されています。

 

しかし、普段の生活で行う歩き方や立ち方が膝の負担にかけている場合、軟骨がすり減り、関節の動きがまた悪くなる場合があります。つまり、表面的に現れている症状を一時的に抑えているに過ぎません。そのため、根本的な対処方法とは言えないです。

 

痛みの捉え方を変える

一時的に症状をおさえる薬によって、逆に体の治癒を妨げることもあります。なぜなら、痛みを患うことで、自分の体の原因が明確にわかるからです。

 

痛みは、体の警告信号であり、「それ以上無理すると体が壊れる」というサインとも言えます。人は体の痛みを患うと、その部位から根本的な原因を探るキッカケとなります。これにより、痛みの根本的な解決を実行することがあります。

 

この場合、自分の身体に目を向けて、姿勢の取り方、歩き方、立ち方などを改善することが大切であるといえます。

 

武道の世界では、このような現象がよく起こります。例えば、弓道の場合、弓の引き方に無理が出てしまうと、体のどこかに痛みが生じます。その場合、体の別の部位の位置や意識を変えることで、痛みが軽減されることがあります。

 

例えば、左肩や左肘が痛む場合、右肩や右肘といった別の部位の意識や力の使い方を変えるように指示します。それによって、左肩や左肘の痛みが軽減されて、いつもより弓を強く引けるようになります。

 

もし、それらの痛みを薬で抑えてしまうと、痛みを感じることができません。すると、関節に負担をかけてしまう可能性があります。気づかない間に関節の構造が余計悪くなってしまうことも起こり得ます。このような状態が進行した場合、極度に変形が進み、手術を行う必要が出てきます。

 

そのため、薬による痛みの対処方法は根本的な解決になりません。あなたが、痛みを改善するためには、その痛みがどこから来ているかを考える必要があります。その原因を調べ、姿勢や関節の動きを変えることで、今まで痛かった部位が動きやすくなり、症状が改善されます。

 

本質的な改善は姿勢と栄養しかない

薬物療法による対処方法が有効になるのは日常生活に多大な影響が出てしまったときです。例えば、「痛みで眠れない」「痛くて仕事に支障が出ている」などの場合は、薬による対処は有効になる場合があります。

 

ただ、症状の根本的な原因を解消したいと考えている場合、薬以外に痛みを治す方法を検討し、実践していく必要があります。それは、普段の姿勢の改善と栄養摂取です

 

例えば、先ほど膝関節の痛みであれば、膝関節のグルコサミンが低下したことが考えられます。実際に、グルコサミンは体内から作られます。もしも、体内からグルコサミンが必要量作られているとしたら、膝関節の軟骨成分がきちんと送られるはずです。

 

それを阻害するのは「姿勢」です。例えば、股関節を前傾させると、腰椎3番目の神経が圧迫されます。そして、腰椎3番目の神経は膝関節につながります。

 

もし、グルコサミンが体内で必要量作られているのであれば、神経を介して、膝関節に必要な栄養素が届きます。しかし、日常生活のストレスや姿勢不良によって、神経が詰まりや圧迫が生じると、栄養素が目的の部位に届きません。すると、膝関節の不調が生じやすくなります。

 

あるいは、グルコサミンの元となる栄養素を摂取していなければ、グルコサミン自体の生産量が低下します。これには、肝臓が関係していますが、栄養摂取によって、内蔵の負担を改善できれば、膝関節に必要な栄養素の生産量を増やすことができます。

 

膝関節自体の環境を良くするためには、「必要な栄養素をきちんと通る通り道を作ること」「体外からとる栄養素自体を充実させること」が必要です。これらの内容は姿勢と栄養を整えることで、身体の不調を改善することができます。

 

この2つは姿勢の取り方と栄養摂取を改善することで実現できます。本質的な姿勢改善法のために、積極的に2つの内容を勉強し、実践するようにしてください。

 

痛みを薬によって緩和させてしまうと、一時的には痛みを改善できますが、長期的な改善になりえません。この対処法は、痛みに対する捉え方を変えること、姿勢を変えること、栄養摂取を変えることで実現します。積極的に健康について学び、身体の痛みと向き合うようにしてください。


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