ネガティブな気分や不安感の解消法は「姿勢」にある

仕事や人間関係でストレスがかかると、身体の不調をまねくことがあります。腰をいためたり、肩が凝ったりすることは、日常生活で仕事をがんばりすぎてしまったことで、筋肉や神経、内蔵に負担がかかったことで起こります。

 

そこで、身体を改善するためには、身体の仕組みや姿勢について学ぶ必要があります。そして、痛みや不快感がともなう身体の不調だけでなく、精神の崩れも身体の姿勢から起こることがわかります。

 

例えば、普段の生活で、頭がぼっとしたり、眠くなってしまったりしてしまいます。この他にも、「気持ちが消極的になる」「イライラしてしまう」という症状も起こります。こうした症状も実は、あなた自身の「姿勢」や筋肉の力みが来ています。精神状態を変えるためには、姿勢や筋肉のこわばりを改善する必要があります。

 

そこで、今回は、ネガティブな感情や不安感の原因を姿勢の観点から解説していきます。

 

眠くなってしまう原因は体内の老廃物がたまってしまう

仕事において座り作業が多くなると、体を動かす機会が少なくなってしまいます。眠くなる原因を体の器官を詳しく調べると、運動や筋肉の凝りといったものに関係しているのがわかります。

 

眠くなってしまう原因の一つに運動をしないことが挙げられます。運動をしないで過ごしていると、体内の血液の流れが悪くなってしまいます。これによって、体内の老廃物が排出される機会が少なくなります。老廃物がたまると神経の働きがにぶくなります。すると、頭の働きが弱くなってしまい、眠くなってしまいます。
 
または、脳への酸素供給が少なくいことも、眠くなる原因の一つになります。電車の中で眠くなってしまう人が多いのは、電車内の酸素濃度が薄くなってしまうからです。

 

こうした状態と姿勢とのかかわりは深いです。姿勢が悪くなると、歩き方や立ち方、体のひねり方まで無駄な筋肉を使って動くようになります。これにより、運動神経が低下し、運動しずらくなってしまいます。あるいは、脳への酸素供給が少なくなる理由として、腰椎が前方にずれて、身体の重心が高くなり、呼吸が浅くなったことが挙げられます。

 

つまり、改善することがねむくなったり、物忘れがなくす方法として、普段の姿勢を改善することは大切です。

 

または、忘れっぽくなる理由も同様のことが言えます。言われたことをすぐに忘れてしまう、または前のことが思い出せない人は物忘れが激しい原因があります。

 

一つは体内の老廃物がたまって神経の働きがにぶくなるからです。このままでは、ぼんやりしてきて集中力がなくなってきます。もう一つは重心が上がって、首と肩の血行が悪くなっていることです。これによって脳の血液量が悪くなり、頭の働きが悪くなっています。

 

ネガティブになるのは胸の筋肉が縮むから

その人の性格と姿勢を見てみると、性格と関連する姿勢の特徴がいくつか見えてきます。例えば、やる気のあって元気な人の姿勢を見ると、目線が高く、背筋が真っ直ぐなっている人が多いです。

 

武道で帯を巻いてみると、「気持ちが引き締まる」と言う人は多くいます。これは、帯を巻くことで、腰が立ち、姿勢が安定するからです。このように、姿勢によって、その人の与える感情は変わります。

 

次に、ネガティブな人の姿勢を想像してみましょう。例えば、悲しくて泣いている人をイメージしてみます。そのような人にはある特徴があります。

 

それは、胸が縮んでいることです。

 

人は胸が縮むと、呼吸が浅くなりがちです。具体的には、落ち込んでいるときの姿勢を取ると、吸う息の方に力が入り、吐く息が弱くなります。胸が縮むことで、胸郭の位置がずれてしまい、肋間神経など呼吸に関わる神経が圧迫されてしまいます。

 

人の背中は、お尻と腰によって支えられており、腰とお尻の力が抜けていることを「骨盤が開く」と言います。もし骨盤が開いてしまうと、骨盤の内部にある腸が適切な位置からずれます。すると、腸周りの血流が弱くなってしまい、全身の血液の流れが悪くなってしまいます。

 

この姿勢によって、消極的な気持ちを生み出しやすくなってしまいます。腰が抜け、血液の流れが頭部までいきわたらない場合、頭部に血液がいきにくくなります。すると、仕事を行うときに、必要な栄養分やエネルギーが少なくなり、想起的に物事を考えにくくなってしまいます。

 

このように、姿勢が変わることで、全身の血液の流れが変わります。それによって、呼吸や、頭といった部位の活動が悪くなってしまい、結果としてネガティブな性格が出てしまいます。

 

何気ない癖も姿勢の崩れから起こる

突然ですが、あなたは、何かしら「癖」を持っているでしょうか?例えば、「机を指で必要以上にたたく」「爪をいじったりする」などです。こういった癖も姿勢による「筋肉の緊張」から起こります。

 

仕事をしたり、生活していると、悪い姿勢になりやすくなってしまいます。例えば、仕事中にPCなどの画面を見すぎていると、顔が前に出てしまいます。すると、首の後ろ側の筋肉が固くなってしまいます。また、頭部、首の関節を支えるために、肩の筋肉も緊張してしまいます。これによって、様々な癖が生じる可能性があります。

 

髪をいじったり爪をかじってしまう原因

髪をいじったり爪をいじってしまう癖は首と肩の緊張によって、生じやすくなります。その理由は、この姿勢を取ることで、重心が上がりやすくなってしまうからです。

 

人は、落ち着いているときは両肩が落ちて、重心がおなか周りに落ち着ています。しかし、首や肩が緊張してしまうと、両肩が上がりやすくなります。すると、重心が上に上がりやすくなり、呼吸が浅くなります。

 

すると、頭の中が落ち着かなくなります。これらを落ち着かせようとして、髪をいじったり、爪を噛んだりしてしまいます。このような動作をしている人は、どこか落ち着かない印象があります。それは、重心が上がったことによる、体の上部の緊張をなんとか落ち着かせようとするためです。

 

仕事中に間なしに指で机をたたく原因

原理的に、つめを噛んでしまう癖と似たようなことが起こります。重心が上がり、呼吸が浅くなることで、交感神経が異常に働きやすくなります。

 

交感神経は興奮したり、想起力を上げるためには適した神経です。しかし、この神経が過剰に働きすぎると、緊張しやすくな、その影響によって指を動かしたくなってしまいます。

 

大きい物音を立てる

ドアを締めたり、茶碗を置いたりするときにガチャン・・・・・と何をやるにも騒がしい人も首と肩の緊張によって生じやすくなります。

 

首と肩の筋肉が緊張するとこで、両肩に力が入りすぎた姿勢になってしまいます。すると、両腕に力が入り、手首の力が抜けにくくなってしまいます。これによって、腕を使う動作に力が入り、物音が大きくなってしまいます。

 

これは、場所を選ばずいつでも声が一倍大きい声や小さい声しか出せない人にも共通しています。肩や首の力が入ると、声を出す動作のときに人より力んでしまいます。すると、声の出し加減や感覚がにぶくなってしまい、声量調節がしにくくなってしまいます。

 

人の癖には、「髪をいじったり爪をかじってしまう」、「仕事中に間なしに指で机をたたく」、「大きい物音を立てる」といった癖があります。これらの癖は姿勢の観点から話すと、首と肩の緊張から来ています。

 

ネガティブな感情や日常の癖を取り去るには?

このように、身体の様々な癖は「姿勢」によって起こります。ネガティブな感情やイライラは姿勢が崩れ、重心や緊張が「頭部」に上がっていくからです。

 

こうした事態を解消する方法として、普段の姿勢の意識を解消する必要があります。そこで、今回は座り中心の仕事を行っている方でも実践できる姿勢改善、健康維持の体操法について解説していきます。

 

おとなしい人に向いている合掌のポーズ

もし、性格を体から変えるためには、少し体を動かす必要があります。体を動かしたり、スポーツをしたりすると体はほぐれます。ただ、そういった時間のない人の場合、簡単にできるポーズをひとつ覚えておくと、姿勢矯正に役立ちます。

 

その中で、おすすめなのが「合掌のポーズ」です。合掌のポーズとは、両手の平を胸の前に合わせることです。ここでは姿勢の改善をかねて、胸を開くための合掌ポーズを教えます。

 

まず、腕を後ろに回します。次に両手の中指先同士を合わせます。そして、そのまま腕を上に動かしながら、両手を合わせます。つまり、合掌のポーズを胸の前ではなく、背面で取ります。

 

すると、胸が自然と開きます。これによって、脇の下から腕の裏側にかけての筋肉が伸ばされます。猫背の姿勢では、こういった筋肉を意識することがないため、初めての人ほど効果を実感できます。まずは、自分のできる範囲で両手を合わせるようにしましょう。

 

このとき、吐く息を意識して、深呼吸を行うようにするとよいです。ヨガのポーズを行う時のように、息を長く吐くようにすると、少しずつ両手を合わせられるようになります。風呂上がりなど、体が温まっているときに、エクササイズのように行うようにすると、より効果的です。
こうような運動を習慣化することで、立っているときに猫背が解消されてきます。

 

椅子に座りながら体内の老廃物を取り除く方法

次に、椅子の上で行える簡単な体操法として、「胴体を動かす」ことがあげられます。

 

胴体を動かすメリットとして、背骨を動かせる事が挙げられます。背骨を動かすことで、背中の筋肉の血流を改善できます。

 

姿勢が悪くなることで起こる障害として、背中の筋肉の血流低下が挙げられます。そこで、あらゆる方向に座りながら動かしてみましょう。

 

まず、イスに座って両手を後ろに組みます。次に行きを吐いて右脇腹を伸ばすように背骨を右に曲げます。このとき、身体の重心を右尻にかけるようにします。左尻は浮くような体勢になっても問題ありません。呼吸に合わせて、左も同じように行います。

 

次にイスに座りながら、両手は膝の上に置きます。同様に息を吐きながら背中を丸めます。顔は自然に向けるように背骨を丸めます。次に息を吸って背中をそらすように腰を伸ばします。このときは顔は自然と上に向きます。この運動を交互に行うようにしましょう。

 

簡単な動作ですがこれを行うと背中の凝りがほぐれます。それによって、眼がスッキリする感覚を得ることができるでしょう。さらに呼吸を取り入れることで、頭の中にしっかり酸素を入れることができます。仕事中に3分間でもよいのでこの動作を取り入れるようにしてください。すると、ここ一番での集中力が以前より違ったものになるでしょう。

 

まとめ

以上の内容をまとめます。

 

・ 精神の崩れは姿勢の崩れから起こる
・ 眠くなる理由は老廃物の滞留と酸素不足から起こる
・ ネガティブな感情は姿勢が崩れ、胸が縮む事で起こる
・ 爪を噛む、机を必要以上にたたく、ドアを強くあける、締めるなどの癖は首の緊張によって起こる
・ 対策方法は「合掌のポーズ」「椅子の上で胴体を動かす」ことで、姿勢改善、背中の血流改善を促す

 

これらの内容を理解し、実践することで身体に起こる精神の崩れを抑えられます。仕事や日常生活で気持ちの不安、癖に困っている方は、上記した内容を実践し、改善していきましょう。


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