体内時計の概念を理解し、適切な睡眠をとる

体の健康が損なわれていると、生活や仕事で障害が出てきます。そのため、健康を整え、心地よい生活を送ることは重要といえます。

 

健康が損なわれている状態は、人によって異なります。例えば、スポーツ選手など体を動かす人は関節痛や肩凝りといった症状を持っています。そのほかに、一般人であれば、不眠や体の怠さ、女性であれば、生理痛などをお持ちです。

 

このように、健康に関する症状は様々です。ただ、それらの病気の根本的原因は背中から来ていることがわかります。そして、背中の筋肉や関節を正すこととは、健康な体につながります。それだけでなく、自分の体が病気にならないように自己管理もできるようになります。

 

ここでは、背骨を正すことが健康につながる理由を解説していきます。

 

多くの病気の原因は体内時計の崩れから来ている

多くの怪我や体の不調はその人の生活を見ると、原因がわかります。体のどこかに異常を持っている人は、生活習慣が悪くなっている可能性があります。

 

「生活習慣が悪くなっている状態」とは、具体的に体の中に備わっている「体内時計の崩れを表しています。体内時計の障害は、あらゆる体の不調を招きます。

 

体内時計とは、脳内に存在するもので、外部環境とは関係なくリズムを刻む機能を持っています。通常、人は時計の時間や太陽の昇り加減で、現在の時間を認識し、行動します。明るいと目が覚め、暗くなると眠るといったように行動を変えます。

 

しかし、生物の体の中には、時計や太陽の光がなくても、一日の時間の流れを認識しているものがあります。それが体内時計です。
そのため、生物は、真っ暗な時計がない部屋で生活しても、朝の時間に起き、夜の時間に眠るという行動を行います。この理由として、体内時計が約24時間を認識し、脳や筋肉、内臓といった組織の活動を調整するからです。

 

そして、体内時計の具体例は以下のようなものがあります。

 

午前3〜5時:肺

 

午前5時〜7時:大腸

 

午前7時〜9時:胃袋

 

午前9時〜11時:脾臓

 

午前11時〜午後1時:心臓

 

午後1時〜3時:小腸

 

午後3時〜7時:腎臓と膀胱

 

午後7〜9時:膵臓

 

午後9時〜11時:動脈と静脈

 

午後11時〜午前3時:肝臓

 

このように、各臓器が機能するためにスケジュールが決められていることがわかります。どの時間に体に症状が現れるかで、自分の臓器の状態がわかります。

 

さらに、研究が進み、現代では体内時計は一つではないこともわかっています。脂肪蓄積が最も多くなる時間帯、脳の血管に病気を患いやすい時間帯、高血圧になりやすい時間帯など、症状が起こりやすい時間帯についても明らかになっています。

 

体内時計からわかる夜寝つけられない理由

そして、太陽などの地球環境のリズムとズレた生活を行うと、体内時計に障害が起こります。つまり、生活リズムが外部環境から大きく外れてしまうと、体内時計が乱れてしまいます。

 

例えば、「夜寝つけられない」症状が起こる理由として、午後11時〜午前3時にある「肝臓」が関係しています。

 

人は一日の間で肝臓に負担をかける行動として、「必要なタンパク質を摂取する」「化学物質の解毒を行う」などが挙げられます。もし、夜遅くにご飯を食べてしまうと、小腸から栄養分が吸収され、肝臓によって必要なタンパク質が作られます。

 

もし、午後11時以降を過ぎると、肝臓の活動が活発になるため、目が覚めてしまいます。このほかに、食事によって化学添加物を過剰に摂取したとします。すると、その解毒作用で肝臓が強く働きすぎてしまい、目がさえてしまいます。

 

つまり、栄養摂取の偏りによって、夜寝つけない理由は肝臓と関係しています。

 

朝起きがしにくい人が怪我や不調につながってしまう理由

健康な人は「朝起きる」という行為を何もストレスなく行えます。人間の体に太陽の活動によって形成される「生体リズム」が備わっています。規則正しく生活が送れていると、生活のリズムは一定しているため、生体リズムに狂いが生じません。よって、朝が起きやすくなります。

 

朝が起きやすいことで、自律神経の良好に働いていることがわかります。自律神経には、体の各器官、内臓の働きを調整し、生命維持に関わる神経です。そして、自律神経には体を興奮させる「交感神経」と、逆にリラックスさせる「副交感神経」の2つがあります

 

この二つの神経が一日を通して適切に働いてくれれば、自律神経がしっかり働きます。そして、これらは、睡眠と活動のリズムによって影響されます。

 

人の体は起床後から、活動している夕方までは交感神経が優位に活動します。そして、夕方から夜中にかけては副交感神経が活発に働きます。このような自律神経のリズムによって、朝はしっかり起き、夜はゆったり寝るという生活が作られます。

 

つまり、朝の目覚めが良いことは交感神経が適切に働いている証拠です。しかし、朝に交感神経が適切に働かないと、体の不調が生じると考えられます。

 

交感神経が過剰に働くと、朝起きれない

上記のように、朝に交感神経が働かない理由も、これらの原因として体内時計が関係しています。

 

腎臓は午後3から6時に働きます。この際に、人間関係や仕事でストレスに強いられると、体内毒素が増殖し、その排出に腎臓が追われます。そして、体内毒素を減らす酵素は肝臓から生産されます。

 

さらに、ストレスが過剰に働くと、脳が甘いものをほしがるようにします。すると、膵臓が過剰に働く7?9時に甘いものを強くほしがるようになります。このように、内臓器官が過剰に働く時間が多くなりすぎてしまいます。これによって、自律神経の働きのバランスが崩れます。

 

具体的には、「朝起きにくい」「朝起きると体がだるい」といった症状が表れたとします。これは、朝交感神経が優位に働いておらず、自律神経の働きが悪くなっていることを表します。

 

対策方法は運動を行うことと姿勢を変えること

自律神経は背骨と密接に関係しています。つまり、自律神経が適切に働かないと、背骨の筋肉が硬くなり、柔軟性が低下します。
身体の仕組みから、自律神経の働きが低下すると、背骨の柔軟性が低下し、他の関節部に影響を与えることがわかっています。それによって、怪我や不調が起こる可能性があります。朝起きるのがだるい人は、睡眠不足の他に、疲労、腰痛、肩こりなどの慢性通を患う危険があります。

 

そのため、自律神経を働きを正常させることを考えなければいけません。そこで、朝早く起きるための一つの考え方として「運動」が挙げられます。

 

睡眠不足に陥りやすい人の特徴として、満足に体を使っていないことが挙げられます。そのため、仕事が終わったとしても、体力が有り余っているため、夜眠ることができません。これによって、睡眠時間が短くなって、体力が回復しにくくなります。その結果、朝起きたときに体に不調を抱えます。

 

そのため、少しの時間でもいいので、体を動かす機会を作りましょう。できれば、夜の10時とか遅い時間ではなく、夕食前に行えるとよいです。適度に運動をすれば、夜眠りにつきやすくなるため、朝起きやすくなります。自律神経が乱れにくくなるため、大きな怪我や不調を防ぐことができます。

 

背骨をただせば、体内時計のリズムと合う

もう一つ、自律神経を整えるための手法として、背骨の柔軟性を高めることが挙げられます。

 

背骨はS字状の湾曲構造をしています。頭部、胸、腰部の骨がバランスを取りながら、上体を支えています。この湾曲部によって、地球上の重量をしっかり支えることができています。そして、背骨を正しい状態に保つこと過剰に内臓器官が働きすぎるのを抑えることができます。

 

例えば、姿勢を良くすることで、首や肩の緊張をほぐすことができます。これによって、内蔵器官の働きを調節することにつながります。

 

頸椎(首の骨)、胸椎(胸の背骨)には、胃、心臓、肝臓、小腸など、あらゆる内臓器官と自律神経(交感神経、副交感神経)を介してつながっています。自律神経が働くことで、各内蔵器官の活動が活発になったり休まったりします。しかし、背骨の柔軟性が低下し、頸椎、胸椎の周辺に取り巻く神経が圧迫されると、働きの調節が効かなくなります。

 

良い姿勢を構築するためには、ストレッチと神経指圧が挙げられます。ストレッチは「前屈運動」、背中の筋肉の体操として、「ネコのポーズ」を行うようにしましょう。

 

前屈運動を行う際に、大切なことは「ふくらはぎの筋肉」の伸ばすことです。アキレス腱伸ばしの格好を行い、ふくらはぎを伸ばすようにしましょう。これによって、太ももの裏側の筋肉、背中の筋肉の柔軟性を高めることができます。

 

次に、ネコのポーズは、四つん這いの姿勢を取ります。次に、息をはきながら背中を丸めていきます。そして、息をすって脱力し、背中を反らしていきます。このように、背骨を動かし、その周辺の筋肉をほぐすことで良い姿勢を構築することにつながります。

 

このように、背骨の柔軟性を高めることで、良い姿勢を構築できます。

 

背骨を柔軟にすることで、消火活動が良くなる

他に良い姿勢はスムーズな消化活動につながります。人が物を食べて、適切に消化するためには、胃袋の活動が活発にならなければいけません。このときに、姿勢が悪くなっていると、胃袋が適切に働かなくなり、食事面で悪い影響を与えます。

 

例えば、右肩の筋肉が詰まっていたとします。すると、右肩の筋肉の凝りによって、胃袋の消化活動が悪くなるのが、わかっています。他に、みぞおち部にある横隔膜が緊張すると、胃袋の運動に影響します。このように、姿勢が悪くなることで、内臓器官に弊害が出てしまいます。

 

そのため、姿勢を正し、普段から意識するように心がけましょう。良い姿勢を保つことは、外形上のみならず、内面にも良い影響を与えることを理解する必要があります。体の中には、24時間を感じ取る体内時計があり、それは睡眠と食事の習慣が悪くなることで、働きが崩れます。

 

その際には、普段から良い姿勢を心がけるようにしましょう。姿勢を正すことで、心身の凝りが取れて、良質な睡眠をとることができます。または、内臓器官の働きの干渉を防ぎ、食生活も改善されます。それによって、心身ともに健康な日々を送ることにつながります。


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