栄養素の摂りすぎが健康に悪影響を与える本当の理由

栄養素を適切にエラヴィ、摂取する事で、身体の健康度を高めることができます。それによって、スポーツパフォーマンス、仕事の能率向上、身体の不調改善などにつなげることができます。

 

日本は飽食の時代と言われています。スーパーにいけば、必要な食品を安価で手に入れることができます。そして、「体を大きくするため」「筋肉をつけるため」「栄養素をまんべんなく摂るため」といった理由で過剰に食べる人がいます。

 

ただ、このように過剰に食べたとしても、健康に必ずしもつながらないことはご存知でしょうか?スポーツの世界では、「体を大きくするために無理してでも食べる」という指導が行われることがあります。成長期であれば、積極的に食べても身体への影響は少ないかもしれません。しかし、場合によっては、食べ過ぎることで内蔵や筋肉に負担がかかり、かえって不調につながる可能性があります。

 

そこで、今回は食べる量を多くすることで起こる弊害と対策について解説していきます。

 

食べ過ぎると内臓に負担がかかりすぎる

食事により摂取した栄養は2つの役割を体内で果たします。一つは「体を動かすためのエネルギー源」、もう一つは「体を作る材料」です。この二つの役割として使われなかった栄養素は排出されます。

 

栄養を食事で摂取して、それを体内で使えるようにするためには、栄養素を吸収する必要があります。そのためには、食べた物を分解したり、吸収できるように形を変えたりする必要があります。そのときに、「消化酵素(唾液、胃液など)」が働きます。

 

「酵素」は、「代謝酵素」と「消化酵素」の2つに分けられます。代謝酵素は、「傷が治る」「細胞が新しくなる」といった、体内の各組織を新しく作り替えたり修復するときに働くきます。一方、消化酵素は、食べたものを分解し、消化活動を円滑に行うために働きます。この酵素が少なくなると消化活動が低下します。

 

このように、食べ過ぎた場合、より多くの食べ物を分解する必要がでてきます。すると、たくさんの消化酵素が必要となり、それを分泌する内臓への負担につながります。

 

胃の機能が弱い人は食べ過ぎができない

生まれつき、過度な食事が向いている人とそうでない人がいます。もし、あなたが食べ過ぎが向いていない体型の場合、上記したように、消化酵素が足りなくなり、結果として、栄養素を効率的に吸収できなくなります。

 

各内臓は神経により働きを調整されており、神経は背骨から出ています。頸椎、胸椎、腰椎合わせて24個あるうち、どこかに変位であったりズレが起こります。もし、背骨の一部にズレが起こると、その周りの神経や血管が圧迫されるため、関係する内蔵に栄養分が運搬されにくくなります。

 

その中で、胃袋に関係する神経は胸椎5番目につながります。胸椎5番目は、肩甲骨の上部から親指2、3本下に位置する箇所にあります。この部位の神経が背骨のズレによって、つまりを起こしてしまうと、胃に栄養がいきにくくなります。

 

つまり、胸椎5番目がずれている人の場合、胃の消化酵素を作るために必要な栄養分が供給されずらいために、過剰に食べても栄養分を吸収しきれません。もし、消化吸収がうまく行われなければ、その周辺に筋肉に凝りやつまりが起こります。

 

内臓に過剰な負担がかかってしまった場合、その内臓と関係する背骨の場所が固くなってしまいます。例えば、胃袋が過剰に働きすぎると、上半身の上部の筋肉(とくに右肩周りの筋肉)に凝りがでてきます。これを専門用語で「内臓性反射」と呼ばれます。

 

このように、食べすぎることは内臓に負担をかけてしまい、結果として背骨を固くすることになります。背骨が固くなってしまうと腕や脚といった末端部関節の動きが悪くなってしまいます。すると、痛みにつながるのです。

 

タンパク質もたくさんとっても意味がない理由

スポーツの世界では、食事によってたんぱく質を積極的に摂取するよう心がける人は多いです。しかし、こうした考え方も消化酵素を生産しずらい体質にとっては、かえって逆効果になります。

 

もし、消化酵素が足りない人にとっては、多くのエネルギーを摂ることより、消化するためのエネルギー、不要物質を排除するためのエネルギーが大きくなりすぎてしまいます。すると、食べ過ぎることで、無駄な亜エネルギーを使ってしまいます。そのため、摂取したエネルギーを不足させないことが重要であると考えられています。

 

さらに、たんぱく質の摂取量に関しては、アスリートであっても必要以上にたくさんとっても体作りや筋肥大には効果がないことがわかって来ています。

 

人が筋のたんぱく質合成に利用できるたんぱく質の上限は一日に体重1kgあたり2g程度といわれています。もし、これ以上たんぱく質の合成を向上させたければ、肝臓の機能を高める必要があります。肝臓の役割としては、血管や血液、筋肉といった、生体に必要なタンパク質の材料を作る役目があります。

 

しかし、肝臓の機能を高めることなく、やみくもにたんぱく質を摂取したとしても、体作りにたんぱく質合成が高まることはありません。つまり、筋肉をつけたいと考えてやみくもに栄養素を摂取しても、使用されることはありません。

 

栄養分の吸収量を高めるには

では、より多くの栄養素を食べられるようにするためにはどうすれば良いでしょうか?対策方法として、2つ挙げられます。

 

姿勢を正し、胸椎5番目付近の筋肉と神経をゆるめる

 

胸椎5番目の背骨がズレを起こすと、胃につながる神経が圧迫されます。そのため、胸椎のズレを改善するようことで、胃の消化酵素に必要な栄養素を多く送りこむことができます。

 

この為には「姿勢をただすこと」「胸椎5番目の筋肉をゆるめること」が挙げられます。姿勢をただすときは、あごを引いて首の後ろを伸ばすこと、肩を落として腕の力みをとること、おなかをへこまし、足先を少し開いてお尻を締めることを行います。これによって、骨盤が垂直にたち、上部につながる腰椎が負担なく伸びます。そして、胸椎、頸椎のズレの少ない姿勢を構築できます。

 

次に、胸椎5番目の筋肉をゆるめるようにしましょう。まず、後ろに手を回して、肩甲骨を触ってみましょう。次に肩甲骨の上部をつまみ、そこから親指2本程度下の位置を触ってください。この部位が胸椎5番目付近の筋肉であり、固くなるとその表層にある神経がつまり、胃袋に栄養がいかなくなります。

 

これらの部位を誰かに指圧して押してもらいましょう。あるいは、低反発のボールを用意し、あおむけに寝て、床と自分の体の間に入れるて押し当てるようにします。これによって、胸椎5番目付近の筋肉をゆるめるようにしましょう。

 

実際に、私が健康指導をしている方で、消化不良で悩まされている人の筋肉を調べると、この部位の筋肉が固くなっていることが多いです。そのため、胃に栄養分が運搬されやすくするため、その周辺の筋肉をゆるめるようにしましょう。

 

スポーツ・日常生活を含めて、健康に気を配ることは大切です。その中で、栄養学を学ぶことは健康向上につながります。近年では、あらゆる栄養素の重要性がわかり、スーパーに行くと、数多くの健康食材や栄養食品が並んでいます。

 

まとめ

 

以上の内容をまとめます
・ 食べ過ぎると、消化酵素が消費されすぎる
・ 胸椎5盤目の背骨がずれている方は胃に栄養がいきにくく、消化酵素が作られにくい
・ 対策方法は姿勢を正、胸椎のズレを防ぐ事、胸椎5番目の

 

食事はその人の体重や体格にあった食事を行うことが大切です。ただ、栄養素をたくさん摂取すれば良いと安易に考えて食べる量を多くしても、健康になることはありません。むしろ、内臓に負担をかけたり、背骨を固くするといった悪影響を与える可能性があります。姿勢を正し、胸椎の筋肉をゆるめることで、消化酵素を作られやすいように身体のケアを行うようにしましょう。


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